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Cooler Master Silencio S600 を買ったのでレビュー

Cooler Master Silencio S600

Cooler Master Silencio S600 を買ってみたのでレビューしてみた。

Define R6を買う前にこれを買ったんだけど残念ながら手放す結果となった。理由は静音を謳っていながら実際はHDDを載せると共振はするしシーク音とかが響いてしまうため。それはともかくとして、当時の写真が残っているので外観とか見て。

Cooler Master Silencio S600

フロントパネルは開けられる。そして、逆に開けられるようにネジを変えることもできる。裏面にはご自慢の吸音材。後5インチベイが1つ。

Cooler Master Silencio S600

Cooler Master Silencio S600

フロントのフィルターはDefine R6と違って簡単に取り外せる。

Cooler Master Silencio S600

上はこんな感じ。珍しくSDカードリーダーもついている。

Cooler Master Silencio S600

Cooler Master Silencio S600

メッシュタイプに交換可能。

Cooler Master Silencio S600

背面はこんな感じ。ネジを取ればPCIEスロットにアクセスできる。

Cooler Master Silencio S600

Cooler Master Silencio S600

PCの底面はこんな感じ。ペラペラのフィルターが挟まっている。RM750なんかは負荷がかかっていないときはファンが回らないため豪華なフィルターなんてなくてもいいけどね。

Cooler Master Silencio S600

中にアクセスする前にネジを外すのが硬いので百均のアイテムで開けることにした。

Cooler Master Silencio S600の内部にアクセスするためのネジは硬い

ネジは取れないようになってる。ちょっと親切。

Cooler Master Silencio S600の内部にアクセスするためのネジは硬い

サイドパネルには吸音材。

Cooler Master Silencio S600の吸音材

フロントファンは1つ。静音と冷却はトレードオフ。ただ、5インチベイが上にあるとフロントに簡易水冷クーラーをつけるときにちょっとめんどくさいだろうね。

Cooler Master Silencio S600

というわけでさっそくマザーボードを設置。

Cooler Master Silencio S600にマザーボードを設置

グラボを載せるとこんな感じ。これは多分RTX 2060 Superだったかな。

5インチベイには全く使わないDVDドライブを載せてみる。

Cooler Master Silencio S600のフロント内部

Cooler Master Silencio S600にDVDドライブを設置

Cooler Master Silencio S600にグラボを設置

HDDは3.5インチで下に3つと壁に1つ取り付けられる。

Cooler Master Silencio S600

HDDはプラスチック製のレールをはめる。ツールレスは聞こえはいいけどこれのせいであんまり静音ではないというわけ。HDDをつけなければ静音というならばPCケースなんて使わなくても静音と言える。悲しいね。

WD60EZAZはHDDとしては3枚プラッタでかなり静かな部類なんだけどこれでうるさいのは致命的だった。

Cooler Master Silencio S600のHDDレール

Cooler Master Silencio S600のHDDレール

というわけで2つ搭載。この時点でかなり嫌な予感はしていたよ。絶対静音じゃないだろうなって。サイドパネルにしっかり吸音材が貼ってあるのにHDDの奥のところにはそんなものついてないからね。

Cooler Master Silencio S600

2020年は2.5インチSSDを使っていたのでこれをはめてみる。ここもツールレス。マザーボードを設置した後に刺すことができる。2.5インチのSSD用は下のものを、3.5インチのHDD用は上のものを使う。そう、HDDを固定する気なんてまったくないのだ。

Cooler Master Silencio S600のネジ

Cooler Master Silencio S600のネジを2.5インチSSDに設置

今回は事前に用意した延長コードをつかって電源をとっているがそうしなくてもつなげることができる。でも狭いので延長コードがあったほうがいいかもね。

Cooler Master Silencio S600

Cooler Master Silencio S600のSSDに電源コードを接続

一応それなりに固定されているので脱落することはない。が、ネジ止めではないので不安なことには変わりない。

Cooler Master Silencio S600でHDDを縦に設置してみた

最後に

騒音順としてはこんな感じ。

ファン全開 > HDDのシーク音 > HDDの回転音 > ファン低回転 > ファン停止

というわけでHDDを載せなければPCケースなんて使わなくてもグラボも水冷も電源も全部ファンが止められるので無音というわけ。世の中にはコイル鳴きするグラボもあるけどそれは壊れてるから交換してもらって。このケースはHDDが共振するほどペラいので残念だけど手放す結果になった。

デザインは静かな感じですごく良かったんだけどね。

参考

https://www.coolermaster.com/jp/ja-jp/catalog/cases/mid-tower/silencio-s600/

これで全てが分かる。Cooler Master「Silencio S600」徹底解説 - エルミタージュ秋葉原