2021年にDefine R6を買った話。
当時はDefine R4を使っていたけどグラボの巨大化によりHDDが8台から3台しか入らなくなり不便になったからという理由でR6を買うことにした。のだが、最近のはやりはHDD2台までということもありR6を買ってから2年後の今となってはHDDの搭載台数にこだわりもなくなりR4のままで良かったのではないかと、R6を買った意味がなかったのではないかという事態になってしまった。
それはともかくとして今回は別のPCケースに変える前に記事にしておくことにした。変えるかどうかは未定。R6の外観はこんな感じ。
この当時はDefine 7が発売されていたけど天板が1つで済むからR6のほうが都合が良かった。そして1万円ほど安かった。
天板の部分を外すとそのまま内部を触ることができるのでCPUクーラーや電源ケーブルを取り付けるときに便利。普段は上にものを乗せるので閉じている。
背面はこんな感じ。実は発売初期とは少し形が変わっていて2021年に買ったときは最下段の拡張スロットのところのリベットがなくなっている。初期のモデルはここにリベットが2つあってそれが盛り上がっているため拡張カードをつけた際に不都合になる時があった。
電源を納めるところはネジで取り外せるようになっているけどサイドパネルのネジと近いため手に力が入らずにちょっと面倒。
サイドパネルはボール上の留具になっている。意外とこれが固くて狭いところで作業するときは取り外すのが大変。とにかくケースが重いのでなるべく動かしたくない。
底面はこんな感じ。全体がメッシュになっていて防音する気がない。床に置くので問題ないけどこれを机の上に置くとHDDの音が漏れるかもね。
次は内部。見ての通りサイドパネルがガラスだと中がきれいに見えるようになっているけどこれはSolidタイプなので関係なくただ単に電源へのアクセスが悪くなっているだけ。
巨大なグラボを載せたときはHDDトレイを上下に避けることで十分なスペースを確保することができる。
PCIスロット付近の下のところに穴が空いているせいでそこにネジが落ちるとかなり面倒なことになる。なぜゴムで塞いでくれなかったのか疑問。
HDDのサイドパネルのところは奥に押し込んでHDD2台までにするかわりにより広くスペースを取ることもできる。このパネル部分は分離することができるけどここには防音対策は特に取られていない。それでもHDDの振動が伝わることはないので問題ない。
電源を取り付けるのはこんな感じ。RM750はそれほど大きくないので問題なし。
マザーボードを取り付けるとこんな感じ。
上のCPU用の電源ケーブルは上の蓋を開ければやりやすくなるので問題なし。R4は取り外すことができなかったので面倒だった。
DVDドライブを載せないのが最近のはやりらしいけど1度も使ったことがないDVDドライブを持っているのでとりあえずつけておく。外付けに買い替えるのもなんかもったいないし。
マザーボードにはエラーチェックようにスピーカーと電源ボタンのみをつなげる。アクセスランプやリセットボタンなんかはうっかり触ったり気になったりするので不要。
ここまでが前座。Define R6を買うということはHDDを載せても共振せずなるべく静かに使いたいということ。その目論見はうまくいった。5400rpmのHDDだと十分静かだった。HDDトレイの側面に引っ掛ける部分はプラスチック製になっていてDefine 7の場合はここが金属になっている。
HDDはこんな感じST8000DM004とWD60EZAZ。Define R4の場合サーバー用のHDDが載せられなかったりして困ったことがあったのでそういったところは便利になった。
このときはHDDを下に載せたほうが静かと思っていたのだが実は上に載せたほうが静かになる。具体的にはHDDのシーク音がPCケース内で響かなくなる。ST8000DM004はWD60EZAZよりも振動が大きめ。静音な環境にしたいのなら8TBよりも6TBのHDDのほうがおすすめ。
約32cmのグラボを載せても大丈夫。RTX4090は太くなっているのでストレージタイプでは入らないかも。持ってないので知らない。
あとはグラフィックカードサポートを載せて終わり。実はこのモデルは足の角度をT字みたいな感じに変えられる。この写真を取った当時はすっかり忘れていた。