be quiet! PURE BASE 500 を買ってみたのでレビュー
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PURE BASE 500 | Black silent essential PC cases from be quiet!
これは2019年発売な古いモデルなんだけどサイズが代理店になったおかげで2023年日本で新発売されることになった。
上の部分は取り外せる。
穴がなかったら最高だったんだけどね。
この天板には問題があってアミが貼られていないので何かが落ちたらPCパーツに直撃する。通気の方は細かいのでそういうことはなさそうだけど。
外観はこんな感じ。
ボタンは固め。
PCIスロットは飛び出ているタイプでこの場合はグラボの許容サイズが1cm広がって好きだけどケースを持ち上げるときに持つところがなくなるので一長一短。
マザーボードのネジからの距離とかはこんな感じ。
裏側はこんな感じ。
奥行きはネジ突起物を除くと44cmで含めると45cm。後ろはケーブル刺すから44cmが正解ってところかな。
左右どちらのサイドパネルにも防音材が貼られているが叩くとかなりペラい。Define R6は全く音が響かないけどこれはなんというかダメだった。
中身はこんな感じ。最大900rpmの14cmファンが2つなんだけど、低速でもまあまあ音がした。フロント1つは少ないのでファンは1つ追加したほうがよさそう。ちなみに3ピン。
レビューを見ていると「PCケースのファンが3ピンで残念だった」とか「3ピンなのでファンがうるさい」とか見かけるけど3ピンは関係ない。ケースファンは500-1000rpmの狭い範囲だから3ピン。CPU用のファンは熱源なので500-1500rpmなど広い範囲の制御をするためにPWMの4ピンを使っているだけ。昔はマザーボードで3ピンは100%固定もあったけどそれはマザーボードが悪い。
グラボは簡易水冷クーラーをフロントに設置しても34cmくらいは確保できるのでRTX4090も入りそう。Define 7 Compactよりは広めということになる。
be quiet!と書かれているところは2.5インチトレイになっていて取り外せるんだけど、ATXケーブルがあの隙間を通せないのでbe quiet!と書かれているプラの部分だけを外して配線したほうがよかった。これに気づくのは最後になるんだけどね。
裏側はこんな感じ。
付属品はこちら。メッシュは細かいので物が落ちるということはない。2.5インチトレイを外すとこんな感じ。be quiet!のところはプラなので外せる。ただ、想定されているところからの配線は無理だった。
HDDのところも外せる。HDDの固定部分はゴムになっているんだけどPCケースの底面との隙間が無いためHDDは裏返して固定しなければならない。購入の際にユーチューバーがこいうところを重視していないのでハッキリ書くと、HDDの振動はDefine R6のようにしっかり抑えられていた。のだが、サイドパネルがびっくりするほどペラいためケーブルを伝って響いてダメだった。
HDDトレイは簡易水冷のために前後に移動が可能。arctic liquid freezer ii 360が入るかは知らん。280が収まっているのはどこかで見た。
フロントパネルを外すとこんな感じ。フロントパネルはプラ。防音材が貼られている。
Define R6と比較してみるとこんな感じ。デカいし重かったんだよね。
背面の話をここでするとPCIが奥に入っていると上を持つことができる。PCIが飛び出ているとフラットになって持ち上げられないけど内部で1cm余裕ができるということ。
マルチブラケットを吊るすことができる。SATAケーブルはストレートまたは逆L字でないとダメ。電源ケーブルも延長を通した方がいい。今回はつけた時点でちょうど裏面の穴のところにくるのでかなり良かった。2個めは蓋の穴にかかるため簡易水冷クーラーを使ったとしても音が漏れるのでおすすめしない。
Pure Base 500標準の下のHDDトレイより上に取り付けたほうがHDDは静かだった。
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というわけでだいたいこんな感じ。裏側から見ると上に取り付けたHDDのSATAケーブルと電源がちょうど穴から出ているのが分かる。RM750はちょっと古いモデルで奥行き18cmのものでもHDDトレイの間は十分ある。
ということで完成?
実は後から気がついて2.5インチトレイを取り付けた状態でbe quiet!を外すとうまく収まる。プラなので簡単に外れる。
ラッチ付きのSATAケーブルは少し大きいためケーブルの隙間のところと相性が悪いのでラッチなしの方がいい。普通に穴開けてくれたほうが良かった。
天板の穴の部分を余り気にしていなかったのは上にマガジンファイルを置くから。
おしまい。