Fractal Design Universal Multibracketを買ってみたのでレビュー。
Define 7/Meshify 2/Focus 2シリーズに対応と書いてあるのだが実は12cmファンが取り付けられるところはどこでも取り付けが可能なのでPCケースにほぼ縛りはないみたい。Define 7はこれが標準でついてくるので増設以外では特に買う必要なし。
付属品はこんな感じ。
HDDのネジなんかは実はDefine R6と全く同じ。
12cmファンとマルチブラケットをつなぐためのネジは小型なので要注意。右が通常の12cmファン用のネジで左がマルチブラケット用のネジ。
マルチブラケットはこんな感じ。
Define R6の上部分に乗せるとこんな感じ。最近のは簡易水冷クーラー240mmのために天板に取り付けるところがついているのでそこに取付可能というわけ。
次にHDDをマルチブラケットに載せたときのサイズはこんな感じ。今回はWD80EAZZを使っている。HDDのサイズはトータル15cmほどで正面から左側のサイドパネルは5mm以上隙間があれば大丈夫。簡易水冷クーラーが取り付けられるなら何も気にしなくていい。
SATAケーブルはHDDを逆に取り付けるので普通のL字ケーブルだと絶対に駄目。逆L字ケーブルまたはストレートケーブルが必要。電源もだいたいL字だと思うので延長ケーブルが必要。
だいたい12cmファンの穴の部分から5cmあれば大丈夫。
Define R6の事情としてはストレージモードのときにじゃまになる部分がある。
さっきの部分を避けると正面から横方向に取り付けられる。
CPUクーラーのPA120との位置関係はこんな感じ。1個なら空冷の巨大なクーラーでもなんとかなる。上に2個取り付ける場合は熱は上に上がるため簡易水冷のほうが無難。ついでにストレージモードのときのじゃまになる部分が右側にあるのが分かる。
マザーボードを乗せる部分とHDDとの間には余裕がある。
正面から平行になるように取り付けた場合はストレージモードの金具はじゃまにならない。
さてここまでが取り付けの話でなぜマルチブラケットが必要だったのかと言うとHDDは下に取り付けるよりも上に取り付けるほうが静かになるからと言うわけ。こういうことを書くと静かにしたいなら全てSSDにすればいいとかNASを買えばいいなんて言う人が国内外、世界中にいるがSSD8TBやNASの値段見てから言えってこと。もうこのアドバイスはうんざりだしこの記事にたどり着いた神経質な人もうんざりしていると思う。
次にどのくらいの音になるか動画を取ったので確認してみて。HDDはWD80EAZZなのでうるさめのもの。体感では下に取り付けるよりもシーク音がケース内で反響する音が減って良くなった。ただしDefine R6のように天板部分で蓋ができるモデルでないと高音のスピン音が漏れるのでこれが使えるケースは限られるかもね。Define 7やDefine 7 Compactなどなど。
参考にした動画はコレ。